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- 野崎伊佐夫さん-はなっ葉゜
花への想いや、お仕事の上で意識されていることなど、
フローリストの方々に様々なお話を伺います。
2019.06.30
野崎伊佐夫さん
はなっ葉゜
自分が楽しめるかどうか。
まず、自分が好きなものというところを大事にしています。仕事をしているという感覚ではなく好きなことをしているという感覚です。だから、毎日楽しくお花と接しています。
お客様に合わせるというより、自分の好きなものの中から何ができるか?を考えています。
自分の好きな花だけを仕入れてきて、その好きな花でどんなデザインをすればお客さんが満足してくれるのだろうと考えています。
花だけでなく空間作りももっと手を掛けたい
お店をやっている以上、空間作りもつきものです。空間もまだまだ好きなようにしていきたいです。自分が楽しんで花を扱う空間に出来ないかなと考えているところです。
この前、あるお客さんが帰宅途中に、「はなっ葉°さんのお店の灯りが付いているのを見ると帰ってきたなーと思いほっとします」と言われました。商店街も閑散としていてどこか寂し気な感じになっています。花屋が街を明るくしていたものですが、昔と違い店舗が少なくなっている中で、そのように声を掛けられて嬉しく思いました。花を提供するだけでなく近隣に住む方々のポイントの一つになってるんだなと。
技術を追求するだけでなく、消費者の方にお花を好きになってもらいたい。
技術を磨くことは大切ですが、技術に溺れてはいけないと思います。花屋がいいと思っても必ずしも消費者の方が気に入るとは限りません。花屋と消費者の見る目は違うことを認識しないとお客さんは付いてこないのではないでしょうか。
まだまだやることはある。
好きなことをしているから、今まで続けられてきたし、これからももっと好きなことをしたいと思います。楽しむことをこれからも大事にしたいと思います。